1か月半に渡り続いたアウェイ4連戦の4試合目、2週続けて東北開催、アウェイ青森に乗り込んでの試合となったFC大阪。
リーグ戦残り4試合、J3昇格のためにはもう絶対に負けられないこの試合。FC大阪は中盤のMF齊藤隆成が累積警告で出場停止とあって、前節に続きスタートのメンバーを大きく変更。MF木匠貴大、MF町田蘭次郎、FW塚田卓といった攻撃陣に加え、DF美馬和也をスタメンで起用。フォーメーションも4-2-1-3と変更し、今日の戦いに挑みます。
立ち上がりから攻撃のリズムを掴んだFC大阪は、開始早々から3度のコーナーキックのチャンスを得るものの、相手の粘り強い守備から得点を得ることはできません。こういった良い流れの時に失点してしまうのが最近のFC大阪でしたが、この試合では相手の攻撃を完全に封じ、チャンスを作らせません。
すると26分、DF美馬が中盤でボールを奪い、ドリブルで持ち上がると、ゴール前へクロス。これをFW塚田が相手のディフェンダーとのタイミングを外した技アリのヘディングシュートで流し込み先制点を奪います。その後もFW塚田、FW須ノ又諭、FW水野匠弥といった攻撃陣が次々とシュートを放ち、得点とはならないものの、FC大阪ペースのまま1-0で試合を折り返します。
後半に入っても主導権を握るFC大阪は、前線からの積極的な守備でボールを奪い、チャンスを作りますが、相手ゴールキーパーが好セーブを続け、なかなか追加点を挙げることができません。
均衡を破りたいFC大阪は68分にコーナーキックのチャンスを得ます。キッカーFW水野のボールにMF木匠がドンピシャで頭で合わせて追加点!木匠の今季初得点でリードを広げます。さらに90+2分には、途中出場のMF大山武蔵が地を這うようなミドルシュートを相手ゴールに突き刺し、FC大阪加入後初得点。最後まで安定した守備で相手の攻撃をシャットアウトしたFC大阪は、3-0でラインメール青森を下し、3試合ぶりの勝利。J3昇格圏の4位まで勝点差3としました。
J3昇格へ逆転滑り込みの可能性を残し、次週、1ヶ月半ぶりのホームゲームとなるFC大阪。残り3試合を全勝で念願のJリーグ昇格を掴み取りましょう!
次回のFC大阪ホームゲーム
2020年11月14日(土)13:00KO 服部緑地陸上競技場
JFL第28節 FC大阪 vs 高知ユナイテッドSC
東大阪からJリーグ入りを目指すFC大阪に、スマホ片手に声援を送りましょう!
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