曇り空から時折日差し差し込み、非常に蒸し暑い空気に覆われた万博記念競技場。リーグ戦では初めてとなるFCティアモ枚方とF.C.大阪の河内ダービーが開催されました。
F.C.大阪は先週、連敗こそストップさせたものの勝点3は奪えず、今日こそ勝利をあげて第9節以来の白星を手に入れたいところ。
MF太田賢吾、FW木匠貴大がスタメンに復帰、またDF佐藤颯人がリーグ戦初ベンチ、そして新戦力FWルイス・フェルナンドはチーム加入後初めてベンチ入りを果たしました。
前半、試合のペースを握ったのはF.C.大阪。
8分には中盤でボールを奪ったF.C.大阪はFW木匠貴大が前線のFW田中直基へロングパス。これを受けた田中直基がドリブルでペナルティエリア内まで持ち込みシュートを放ちますが、先制点とはなりません。17分には太田賢吾がミドルシュートを放つも、これも枠を捉えることができません。
すると23分、29分と続けてFCティアモ枚方にシュートを打たれるピンチを迎えますが、GK田中大がしっかりとキャッチして相手に得点を与えません。
43分、コーナーキックのチャンスを迎えると、DF坂本がヘディングシュートを放ちます。しかし、このシュートは味方選手の手に当たってしまいハンドの判定。F.C.大阪はチャンスを作りながらもあと一歩のところで得点を奪えない時間が続きます。このまま前半終了かと思われた45分、DF舘野俊祐からのロングパスを受けたFW大山武蔵がペナルティエリア内で相手GKに倒されPKを獲得。このPKを自ら志願した木匠が落ち着いて決め、F.C.大阪が先制して前半を折り返します。
後半はお互いに一歩も引かないがっぷり四つの状態で試合が進みます。
58分、コーナーキックを決めきれず、逆にカウンターを受けてしまいますが、GK田中大貴が間一髪ボールを外へクリアし、ピンチを切り抜けます。
75分、F.C.大阪はゴール前で奪ったボールを木匠が相手を交わしてシュートを放ちますが枠を捉えきることができず。77分にはMF町田蘭次郎のクロスを途中出場のDF齊藤隆成が落とし、最後はDF附木雄也が鋭いシュートを放つものの、これも枠を捉えきれません。
後半アディショナルタイムには、途中出場でJFL初出場をとなったDF佐藤颯人がミドルシュートを放ちますがまたしても枠の外と、シュートの精度を欠き、なかなか追加点が奪えません。その一方で守備陣は相手にボールこそ持たれるものの決定的なチャンスは与えず、第9節以来の勝利が目前となった後半アディショナルタイムの90+5分、枚方MF佐藤諒の同点弾を浴び、土壇場で引き分けとされ試合終了。
前節同様に先制を果たしながら試合終了間際に追いつかれ、1-1のドロー。
第9節以来の勝点3を得ることができず、2試合連続の引き分けとなってしまいました。
形は作りながらも結果に結びつかない苦しい状況をどう打破するのか、悲願のJ3昇格を目指すチームにとって試練の日々が続いています。
次回のホームゲーム
7月11日(日)14時キックオフ
JFL第16節 F.C.大阪 vs ヴィアティン三重 @東大阪市花園ラグビー場 第2グラウンド
あすリートチャンネルでは、F.C.大阪のホームゲーム全試合をライブ配信いたします!
塚原真也監督 試合後インタビュー
DF 坂本修佑選手 試合後インタビュー
FW 木匠貴大選手 試合後インタビュー
LIVE配信
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