前節のヴィアティン三重戦で試合終盤に引き分け、目指していた今シーズンのJ3昇格の望みが立たれたF.C.大阪。今週末ホーム最終戦を迎えます。
今シーズン、ゲームキャプテンとしてチームをまとめることも多かった木匠貴大選手は今シーズンを振り返り、「FWとしては点を取らないといけないし、点に絡まないといけない。周りをもっと引っ張っていかないといけないとも思った。得点に絡むことができればもっと上に上がれたのかもと思う」と、4得点に終わったここまでのシーズンに悔しさを滲ませていました。
シーズン2試合を残しての終戦に、チームを率いた塚原真也監督は「残念、悔しい」と短い言葉で表現しながらも「逆にギリギリまで可能性を残して戦えたことは選・手スタッフもよく頑張ったというのがある。最後2試合勝って。笑って来季を迎えたい」と終盤で意地を見せたチーム一丸の粘りを評価しました。
今週末27日は服部緑地陸上競技場でのホーム最終戦。
多くのサポーターの来場が期待される試合で、「勝ちは最低条件として、何点取れるか、来季につながるところだと思います。ホーム最終戦は点が入ると楽しいと思いますし、昇格降格がないと捉えると逆にリラックスして選手も含めて楽しめたらと思います。」とスタジアムに来るサポーターが満足できる試合をすることを誓いました。
25日には、クラブから塚田卓選手、池永航選手、横野純貴選手の退団がリリースされ、またチームの顔として9シーズンに渡って活躍したFW川西誠選手が引退することを発表。川西選手は試合後の引退セレモニーでサポーターへ想いを伝えたいとコメントを残しました。
次回のホームゲーム (ホーム最終戦)
11月27日(土) 13:00キックオフ
F.C.大阪 vs FCマルヤス岡崎 @服部緑地陸上競技場
ライブページ▶︎ https://ytv-athlete.jp/lives/20555
あすリートチャンネルでは、F.C.大阪のホームゲーム全試合をライブ配信いたします!
引退 川西誠選手 チーム在籍9年
今シーズンをもちまして引退することを決断しました。
F.C.大阪で、9年間という長期にわたってサッカー選手として歩んでこられたのは、吉澤会長、クラブ関係者、スポンサー様、ファン・サポーターの皆様にいつも支えられ、また、切磋琢磨しながら一緒にプレーしてくれた仲間達がいたからです。
本当に感謝しています。
このF.C.大阪でサッカー人生を『悔いなく』やり終えることができたかと問われると、素直に首を縦に振ることは難しいですが、惜しくも届かなかった昇格という目標は来季の選手に託したいと思います。
11月27日、ホーム最終戦後、ファン感謝祭があります。
その時にもう一度、僕の口からお礼の言葉を伝えることができればと思います。
最後になりますが、
お世話になった皆様方、本当に今までありがとうございました。
退団 塚田卓選手 チーム在籍12年
この度は契約満了に伴い退団することになりました。
僕を育ててくれたクラブに感謝しています。
サポーターの方々とJFL昇格の時に喜びあえたこと僕にとっては1番の思い出です。
在籍12年は長いようで僕にとっては短い12年でした!
ありがとうございました。
退団 池永航選手 チーム在籍5年
今シーズンで退団する事になりました!
このチームで沢山の経験をし、とても成長することができました。
どんな時でも応援していただける、ファン、サポーター、スポンサーの方々、そしてホームゲームの際に設営から片付けまでしてくださっている社員の方々、本当にありがとうございました!
Jに上がるチャンスが2回もあって上がれなかったのは心残りですが、残った選手、新しい選手がきっと達成してくれるでしょう!
5年間本当にありがとうございました!また、お会いしましょう!
退団 横野純貴選手 チーム在籍3年
まずJ3昇格を2年連続果たすことができず、皆様の期待を裏切る形となり、申し訳ありません。
昨年、昇格ができず悔しい気持ちでいっぱいの中、今シーズンにかける想いが強かったです。
その気持ちとは正反対にシーズンを通して試合に出られない長い時期が続きました。
耐え続けられたのも『昇格』という目標があるのと、ベテランとして模範となる行動とはなにかを、自分が若手時代の先輩方の背中、行動、言葉を思い出し、ベテランとしてチームの士気を上げ、鼓舞しようとなれました。
その自分の役割を後輩達が引き継ぎ、昇格に向かってやってほしいです。
しかし、チームの波もあり、年齢も重ね色々な経験、プライドが時々邪魔もして、自問自答する時間も増え、こんなに苦しいシーズンは、初めてのような感覚でした。
ホームタウンである東大阪市では、数多くのイベントや授業などに参加させていただきました。
ホームタウン開拓時に携わることができ、そこでも多くの方に支えていただき、今ではF.C.大阪を認知されることも多くなり、嬉しい限りです。
いつか試合のある週末に花園ラグビー場周辺が水色のユニフォームカラーで染まる日を楽しみにしています。
東大阪市からJリーグへ。
今いる頼れる若い選手達に夢を託しました。
またどこかで会いましょう!
3年間、本当にありがとうございました!
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