今週末13日(日)に開幕を迎えるJFLの2022年シーズン。
大阪第3のJリーグクラブを目指すFC大阪は、服部緑地陸上競技場でのホーム開幕戦となります。
2018年11月に東大阪市とホームタウン連携協定を結び、Jリーグ昇格へ本格的に動き出したFC大阪は、コロナ禍の中で行われたこの2シーズンは、Jリーグ昇格に必要な「百年構想クラブ」「J3クラブライセンス」を承認され、結果が出ればJ3昇格という条件を揃えましたがその願いを叶えられず。あと1勝していれば、あの連敗を止めておけばという悔しい思いをしたシーズンでした。
今年で3シーズン目の指揮を執る塚原真也監督は、初めて選手たちと顔を合わせた始動式で「めちゃくちゃワクワクしています。今までやってきたメンバー、新加入のメンバーを組み合わせたら、僕たちが目指す『昇格』は絶対にできる!」と期待感を込めたあいさつで今シーズンをスタートさせました。
塚原監督が就任してからの2年間は「堅守速攻」を掲げ、守備をベースにチーム作りを行い、その結果、昨シーズンはリーグ4番目の少ない35失点という結果を残しましたが、その一方で37得点はリーグワースト6位となり、得点力不足という課題が残ったシーズンとなりました。
今年は「奪取速攻」をテーマに掲げた塚原監督。今年のチームに求める数字は「64得点以上、30失点以下」。ここまで積み上げてきた守備のベースは守りつつ、爆発力のある得点力を加えて、悲願のJ3昇格を目指します。
そして、今シーズンキャプテンに就任したのがチーム所属2年目のDF坂本修佑選手。9年間チームを引っ張って来たDF岩本知幸選手からキャプテンを引き継いだことについて「岩本キャプテンは、いつも引っ張ってくれるし、必要なところで声をかけてくれるのですごく参考にしている。」としながら、「キャプテンとしてチームを引っ張って勝利に導ける、勝負強いチームを作りたい。」と意気込みを語ってくれました。
対戦するのは、今季からJFLに参入してきたクレアソン新宿。下部カテゴリーからの昇格とはいえ、Jリーグ経験者が多く所属する侮れないチーム。塚原監督も「クオリティの高い選手が多いので、JFLでどこまで発揮できるのか?不気味な印象です。」と警戒しながらも、「これまでは相手がどうするかを考えていたが、今年は自分達がどこまでやれるかを出していきたい。まずはうちの攻撃力をどこまで出せるかに力を注ぎたい。」とベクトルを自分たちに向け、FC大阪らしいサッカーで圧倒することを誓いました。
次回のホームゲーム
2022年3月13日(日)13:00KO 服部緑地陸上競技場
FC大阪 vs クリアソン新宿
LIVE配信はこちら https://ytv-athlete.jp/lives/21898
あすリートチャンネルは、FC大阪のリーグ戦ホームゲームを全試合配信します。
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