今年も、年末に大阪で行われるJOCジュニアオリンピックカップ第37回全国都道府県対抗中学バレーボール大会
将来のバレーボール界を担う中学生年代の才能の発掘と育成を目標に設立され、各都道府県の選ばれた選手が一堂に会し、シーズンの集大成として頂点を争うこの大会には、「春高バレー」で活躍する選手や、日本を代表して世界へ羽ばたく将来有望な若きバレーボーラーが数多く参加します。
今年の大会位に出場する47都道府県・48チームの中から注目選手をピックアップ!
青森県選抜 工藤光莉(くどう・ひかり)選手 3年 アウトサイドヒッター
身長178cmで最高到達点が293cmという高い打点から幅広いコースへのスパイクが得意という工藤光莉選手(平川市立尾上中学校)。今年行われた第1回アジアU16女子バレーボール選手権大会に選出され優勝に貢献。とても楽しくていい経験になったと振り返りました。憧れの選手は日本代表の石川真佑選手で、自らも世界で活躍できる選手になるという夢に向かって努力しています。今大会へ向けては、「今までやってきたことを全部出し切って、とにかく楽しんで頑張りたい」と意気込みました。
東京都選抜 紅野花歩(こうの・かほ)選手 3年 ミドルブロッカー
今大会出場で最長身190cmの紅野花歩選手(八王子実践中学校)。長身を生かしたブロックが武器で、相手のスパイクを3本はシャットすることを目標に試合に臨んでいます。憧れは日本代表の荒木絵里香選手。直接指導してもらったことがあり、ブロックの考え方を学んだといいます。今年行われた第1回アジアU16女子バレーボール選手権大会に選出され、自信を持ってプレーすることの大切さを伝えられて、いまではミスを怖がらずにコートに入っています。今大会でも「1試合3本シャットする」ことを目標に掲げています!
東京都選抜 鈴木梨那(すずき・りだ)選手 3年 ミドルブロッカー
スパイクが得意で、9mの奥に打ち切ることに自信があるという鈴木梨那選手(世田谷区立北沢中学校)。憧れの石川真佑選手がブロックを利用したり、叩きつけるスパイクで活躍する様子を参考にして、練習に取り入れているといいます。趣味は歌を歌うこと、カラオケではなく路上で歌を歌うこともあるとか。
今大会の目標は「日本一」。仲間をサポートしながら、コートに入った時には思い切りプレーしたいと意気込みました。
大分県選抜 忠願寺莉桜(ちゅうがんじ・りおん)選手 3年 ウイングスパイカー
忠願寺莉桜選手(大分市立稙田南中学校)は、9mの幅を使った幅広いコースのスパイクとどこからでも打てるスパイクが武器という身長180cmの万能型サウスポー。憧れの選手は長岡望悠選手。同じ左利きの選手としてのプレーを参考にしていて、チームメイトへの声かけや表情などコート外の立ち振る舞いなども勉強になるといいます。第1回アジアU16女子バレーボール選手権大会に選出され、日の丸を背負って戦うというプレッシャーを感じながら戦うことができて、とても成長できたと振り返りました。昨年は2年生エースとして出場した忠願寺選手は、今年はキャプテンとして出場。今年は日本一を目指します!
大阪北選抜 磯邊萌心(いそべ・めぐみ)選手 3年 アウトサイドヒッター
170cmの身長ながらブロックを使ったプレーや、器用さを武器に戦っているという磯邊萌心選手(大阪国際中学校)。憧れの選手は日本代表の石川真佑選手で、そんなに大きくない身長で2段トスを決め切れる力や、ブロックを使った攻撃などを参考にしながら練習に取り入れているそうです。
将来の目標を聞かれると、もっと上を目指せる選手になりたいと、この大会でのステップアップを誓いました。
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