阪神沖縄キャンプ第3クール2日目。
背番号「42」新外国人のジョン・エドワーズ投手(32歳/前インディアンス傘下3A)がランチ特打のフリー打撃に登板。
矢野監督が見守る中、新外国人のサンズ、福留、マルテに対して37球投げ、安打性の打球は0本でした。特に圧巻だったのが福留、サンズから空振りを奪った鋭く曲がるスライダー、低めのストレートでは福留選手のバットを粉砕しました。自分の投球フォームを確かめながら、順調な仕上がりを見せました。
エドワーズ選手は2014年のオフに精巣がんが発覚し、切除手術を受け克服した経歴の持ち主。そこからメジャーにも復帰し、活躍した不屈の男は今年、タイガースのリリーフとして期待されます。
去年大活躍したジョンソン投手に代わり、守護神・藤川投手につなぐ「新・8回の男」へ!勝利の方程式入りに期待が高まります。
ジョン・エドワーズ投手 インタビュー
Q:バッティングピッチャーを務めましたが、どんなことを確認して投げましたか?
A:投球フォームを確認しながら投げました。その中で自分のピッチングをして、空振りがとれるのかどうかを見ていって投げました。
Q:今日はどのくらいの力で投げましたか?
A:毎回全力でいくように頑張っています。ストライクが入らなかったり、自分の投球ができない時は一旦自分を落ち着かせて、冷静な気持ちで投げるようには心掛けています。
Q:サンズ選手や福留選手から空振りを奪った球はジャイロスライダーでしたか?
A:福留さんのはカーブでした。サンズからとったのはジャイロスライダーで空振りを取れました。スライダーがキュッと曲がる感じで、カーブは大きい変化をする形で投げ分けています。
Q:スライダーは、どういう変化をする球なんですか?
A:弾丸のような形で曲がっていく、回転していくような球だと捉えています。下に落ちるんではなくて、横にキュッと曲がる形で打者から空振りを取れればと思っています。
Q:ご自身にとって(スライダーは)どういう球ですか?
A:自信のある球だと思っています。打者に絞られないように色んなボールを投げていきたいと思っていますが、スライダーでカウントをとったり、自分の有利なカウントをとっていけたりと、助けられてるというか、自分が自信を持って投げられる球だと思います。
Q:直球も力強くて、バットを折るシーンもありましたが、投球の仕上がり具合はどうですか?
A:良い感じで来ているとは思うんですけど、自分のまっすぐが少しカットする時があるので、福留さんのバットを折ったのはそのボールかなと思っています。今日はボールの軌道を確認するということで投げていて、審判がストライクがボールをどのあたりで取ってくれるのかを確認したかったです。
Q:投球を終えた後にジェフ・ウィリアムスさんと話していましたが?
A:投球フォームのことについて話しました。下半身が開かないようするためにやっていきたいと話したり、自分がどういうことを投球フォームで意識してるかを話して、ジェフからも色んな意見をもらって、色んなアドバイスをもらいました。
Q:リリーフの要として期待されてるとは思うんですけど、これからの意気込みをお願いします。
A:自分の調子をしっかり整えて、どんな時でも対応出来るように、どんな時でも投げられるように準備していきたいと思っています。一番の目標はチームの勝利に貢献することなので、どんな時でも準備できるように状態を整えたいと思います。
インタビュー終わり、通訳さんから日本語を勉強してるのでという話しを振られ…
「コーヒー大好き お願いします 最高タイガース」
と覚えたての日本語を披露してくれました!
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