6月17日、セレッソ大阪の新スタジアムとなる「桜スタジアム」の建設のための、桜スタジアム建設募金団体の代表理事に株式会社セレッソ大阪代表取締役社長の森島寛晃さんが就任することを発表しました。
代表理事就任の挨拶で森島さんは、「来年3月に桜スタジアムが完成にあたって、この1年が重要になります。ラストスパートのこの時期に代表理事に就任することで非常に身が引き締まる思いであります。先頭に立ってしっかりとやっていきたい。」と決意表明。「みんなで作る」というのをコンセプトの一つとして掲げている桜スタジアム建設にあたって、ラストスパートに向けての協力を改めて呼びかけていました。
セレッソ大阪のホームスタジアムとして使われてきたキンチョウスタジアム(長居球技場)を改修し、2万5000人収容のスタジアムとしてグレードアップ。メインスタンドとバックスタンドを入れ替え、新しいメインスタンド、セレッソサポーターのゴール裏スタンドには屋根が新設されます。観客席とピッチの距離は最も近いところで5.8m。さらにクラブのオフィシャルグッズショップが常設されるなど、日本一の臨場感と親近感を目指したスタジアムとなります。
そして、森島理事が注目として挙げたのが選手たちが登場する入場口。ここには日本初となるピンクの顔料が練りこまれた特製のコンクリートを使用し、芯から桜色に染まった入場口がピッチに向かう選手たちの背中を後押しするという、セレッソサポーターが熱くなる仕掛けが用意されています。
森島代表理事の就任式の後に行われたメディア内覧会では、建設中のスタジアム内を公開。
現在で工期のおよそ67%が完了しており、今年9月末にスタジアム自体の工事は終了。その後、内装と外周の工事を進めて来年3月に完成予定、そして6月に競技開始を目指して工事は着々と進んでいます。
昨年の7月に着工したスタジアム改修工事は、改修費の総事業費66億円を寄附金で賄う予定となっていますが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、募金活動は苦戦していると森島代表理事は苦い表情を見せながら説明しながらも、「皆さんのご協力があって、このスタジアムはより良いものとなっていくと思います。我々もしっかりとした募金活動を行なっていきますので、是非スタジアム募金にご協力をお願いします。声をかけていただければどこにでも伺います!」と呼びかけていました。
桜スタジアム建設募金に関する詳しい内容は、桜スタジアムプロジェクト(https://www.sakura-stadium.jp/)をご確認ください。
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