沖縄・宜野座で行われている阪神キャンプ第3クール3日目。

この日は楽天との練習試合が行われ、2年目の伊藤将司投手が対外試合初の先発マウンドに上がりました。その伊藤将投手はストレートと変化球のコンビネーションで楽天打線に対し、予定の3イニングを2安打無失点に抑える好投を見せました。
試合後自身の投球を振り返り、「課題だった、左打者の内角、右打者の内角(に投げ込む)その課題は出来たんじゃないか」と手ごたえを感じながらも、「思った球を投げれてなかったので練習して修正したいと思います」と課題も振り返りました。またもう1つのテーマであるフォークについては「空振り三振っていうのはあんまり無かったんでもうちょっと練習して三振取れるようにしていきたいなと思います」と語りました。昨シーズン2ケタ10勝をあげ、開幕投手候補にもあがっている2年目左腕が順調な仕上がりを見せています。

3回無失点の好投を見せた伊藤将投手

一方、打つ方では「4番・サード」での争いを繰り広げている左右の大砲が好調をアピール。まずはこの日は「3番・レフト」で出場した右の大砲・大山悠輔選手。初回1アウト3塁のチャンスで打席に立ちセンターへ先制のタイムリー。守備でも2回ファールフライをナイスキャッチするなど攻守でアピールし存在感を見せました。

先制タイムリーに好守と存在感をアピールした大山選手

そして「4番・サード」で出場したのは左の大砲・佐藤輝明選手。初回、逆方向にヒットを放つと4回には変化球を打ちライト前ヒット、9回にも149キロをセンターへ弾き返し3安打猛打賞。対外試合3試合で11打数7安打と驚異の成績。またサードの守備でも無難にこなすなどこちらもアピールに成功。2人の大砲の「4番・サード」争いはこれからも白熱する一方です。

対外試合3試合での打率は驚異の.636

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