トンガ生まれ日本育ちの万能プレイヤー

日本代表の強化や地域密着型の運営を目指し、トップリーグを刷新して生まれ変わった「ジャパンラグビー・リーグワン」西の名門・神戸製鋼もチーム名を「コベルコ神戸スティーラーズ」に変更し、新リーグ初代王者を目指しています。そんな神戸のトライゲッターが今週登場のアタアタ・モエアキオラ選手（26）です。本職のウィングだけでなくバックス全般をこなせる万能プレイヤーで、フィジカルの強さと力強いランはチーム屈指です。
トンガ出身のアタアタ選手は中学３年で来日し、東海大学ではキャプテンを務めるほど人望の厚い選手。史上初のベスト8進出を果たした2019ワールドカップではメンバー中最年少で日本代表に選ばれました。

「日本が僕を育ててくれた。日本代表になって恩返ししたかった
（トンガ沖で起きた）噴火の時も日本中から暖かいサポートをもらって感謝しています」

次回ワールドカップ出場を目指す、甘いマスクのフィジカルモンスターを紹介します。

アタアタ・モエアキオラ Ataata Moeakiola　プロフィール

生年月日：1996年2月6日
出身：トンガ
所属：コベルコ神戸スティーラーズ
ポジション：WTB（ウィング）
身長／体重：186cm／108kg
主な経歴：東京 目黒学院高校 → 東海大学 → サンウルブズ、チーフス
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日本代表キャップ　4　（※2022年3月1日時点）
2016年4月30日 アジア・ラグビーチャンピオンシップで日本代表キャップを獲得。
2016年6月U20世界選手権南アフリカ戦でハットトリックを達成し、大会トライ王に輝く。