4年18億円の大型契約
西武から国内FA権を行使し、オリックス入りが決まった森友哉選手(27)が26日、大阪市内のホテルで入団会見し「地元を盛り上げ、3連覇に貢献したい」と語りました。背番号は自身のラッキーナンバー「4」。4年契約で総額18億円(推定)の大型契約となりました。
帰ってきた“甲子園のスター”
大阪府堺市出身、小学6年時にオリックス・ジュニアの投手兼捕手として12球団ジュニアトーナメントで優勝を果たした森選手。大阪桐蔭高校2年時に藤浪晋太郎投手(阪神)とバッテリーを組み春夏連覇。3年時は主将として春夏連続で甲子園出場。高校通算41本塁打をマークし、「強打の捕手」として2013年、西武からドラフト1位で指名を受けました。ルーキーイヤーから41試合出場し、6本塁打を放つなどして活躍。2019年には打率.329で、捕手として史上4人目の首位打者のタイトルを獲得したほか、23本塁打、105打点でパ・リーグMVPに輝きました。
地元・大阪に帰還し、15年振りにオリックスのユニホームに袖を通した森選手。来シーズン3連覇を狙うオリックスに、球界を代表する頼もしい男が加わりました。
森友哉選手 一問一答
Q,今の気持ちを
森「すごくうれしく思います」
Q,オリックス移籍の決め手
森「小学校6年生のときにオリックスジュニアで野球をやったのもありますし、中嶋さんが監督をやられて、捕手ということで、自分もまだまだレベルアップできるんじゃないかな、と思い決断しました」
Q,交渉の場で響いた言葉は
森「すべてですね。本当に来てほしいと言っていただいたので。すべてが響きました」
Q,相思相愛ということ
森「はい」
Q,チームの印象は
森「まず、投手陣の層が厚いなとは思っています。野手の方も打線の方も、つながりがすごくある打線で1番から9番まで切れ目がない。本当に自分が捕手やっていても毎年、苦労する打線です」
Q,話したい、受けたい投手は
森「みんなと話はしたいんですけど、山本君とかはオールスターとかで何回かしゃべったりしたんですけど、今回同じチームになって、どんどん話、コミュニケーション取っていかないといけないなというふうには思っています」
Q,中嶋監督の印象は
森「日本シリーズとかもテレビで拝見させてもらったんですけど、起用法がすごい。シーズン中とかも普段試合にあんまり出ていない選手が出た際にもその選手が活躍して、ヒーローになって。すごく持っているなと思います」
Q,中嶋監督は独特のインタビューも話題
森「それはまあ、あれですよね。ちょっと、ああいう感じですよね(笑)いや、いいと思います」
Q,中嶋監督と話は
森「まだ決まってからは、報告はできていないです」
Q,中嶋監督から捕手として学びたいところ
森「自分もまだまだ成長しないといけないですし。そういうことも踏まえて、中嶋監督にいろいろ教えてもらえたらなと思っています」
Q,大阪に戻ってくる。森選手にとって大阪とは
森「あったかいな、と思います。自分も堺市出身なんで、堺市をもう一回、盛り上げられたらなと」
Q,京セラで打率.348と好相性
森「なんか雰囲気、京セラドームの雰囲気は好きですね。色合いと景色が自分はわりと好きで。たまたまですけど、はい」
Q,大阪のファンの前で、どういった雰囲気のなかでプレーをしたい
森「盛り上がってくれるとは思うので、最初、まずはその期待に応えたい。一年間、その期待に応え続けたい」
Q,背番号が4番
森「ずっとつけたかった背番号なんで、うれしいです。自分のラッキーナンバーでもありますし、自分がすごい憧れているメジャーのモリーナ選手が付けている背番号でもあるので、うれしいです」
Q,開幕カードが西武
森「9年間、育ててもらった球団でもあるので、全力プレーでしっかり恩返しできたら」
Q,同期入団の山川とマスク越しで対戦。どんなイメージがあるか
森「本塁打ももちろん、試合の雰囲気を一気に、ひと振りに変えられる選手。丁寧に慎重にリードできたらいいなと思う」
Q,怖いか、楽しみか
森「楽しみですね。まだ怖さは対戦していないので分からないので、楽しみのほうがあります」
Q,ファンへメッセージ
森「来季からオリックス・バファローズに移籍することになりました森友哉です。チームが2連覇して、来シーズン3連覇、自分もしっかり貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」
森友哉 プロフィール
1995年8月8日生まれ 27歳
大阪府堺市出身
オリックスジュニア(小6)→堺ビッグボーイズ→大阪桐蔭高校(春夏連覇)
→西武ライオンズ(2013年ドラフト1位)
ポジション:キャッチャー
右投げ左打ち
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