関西学生対校女子駅伝は9月23日(土) あすリートチャンネルでライブ配信

2023年は北川星瑠のシーズン “ここまではほぼ100点”

大学最終学年、満を持してブレークしたのは大阪芸術大学４年の北川星瑠。
昨シーズンまでは全国タイトルも、関西のタイトルもなかった彼女はことし３月の日本学生女子ハーフマラソンに優勝し、初の全国タイトルを奪取。
５月の関西インカレでは、これまで優勝のなかったこの大会で5000ｍと10000ｍで優勝、関西のトラック長距離の二冠に輝きました。
レース後のインタビューでは「ユニバーシティゲームズでは優勝して金メダルを持ち帰ります！」と宣言。
そして、初の日本代表として出場した７月のワールドユニバーシティゲームズ（中国）では有言実行、ハーフマラソンで金メダル！
本人曰く「ことしの目標が松江（日本学生ハーフ）で優勝すること、関西インカレで優勝すること、ユニバで優勝することだったので、全部の目標が叶えられてるので、ここまではほぼ100点です」

中瀬監督「駅伝ではエース区間を任せたい」　北川星瑠「 後輩に最高の置き土産を！」

順風満帆の北川にとって秋からのターゲットは駅伝です。
まずは９月23日の関西学生対校女子駅伝で全国大会の出場権をとること。

実はこの大会……１年は痛み止めを打っての出場、２年時は突然の胃腸炎、３年の去年は直前に捻挫、短い区間へ変更。
北川はこれまでの３年間万全のコンディションで走ることが出来ていません。
ことしこそ堂々たるエースとしてチームを引っ張ることが求められています。
「目標は３位以内、これまで２位が最高だったので、出来れば関西で優勝して締めくくりたいです」

そして、菅平の合宿中に書いてくれた目標は…
「杜の都でシード権獲得！！ 後輩に最高の置き土産を！」



大阪芸大の中瀬監督は
「関西駅伝ではエース区間の３区に起用したい。そこで大阪芸大として一度は関西のトップに立って３位以内が目標です。常連校から強豪校にステージアップを狙ってます。全国の舞台でも今年はエース区間の５区を任せたい」と最終学年の北川に期待を寄せます。

北川星瑠 kitagawa hikaru プロフィール

滋賀県出身　2001年11月24日生まれ　21歳
比叡山高校時代に全国高校駅伝に出場
大阪芸術大学 舞台芸術学科

おもな成績
・2020年　日本インカレ　5000ｍ6位
・2020年　全日本大学女子駅伝対抗選手権2020年 (2区・3位)
・2021年　全日本大学女子駅伝対抗選手権 (1区・7位)
・2022年　学生個人選手権　10000ｍ2位
・2022年　関西インカレ　10000ｍ３位
・2022年　日本インカレ　10000ｍ7位

・2023年　日本学生ハーフマラソン　優勝
・2023年　関西インカレ　10000ｍ/5000m 優勝
・2023年　ワールドユニバーシティゲームズ（中国）ハーフマラソン優勝

中学試合はバドミントン部（都道府県対抗女子駅伝に滋賀代表として出場）
趣味：料理、食器を集める
好きな食べもの：クレープとホルモン