二度目のオリンピックに挑む 20歳

個人メドレーを専門種目とする谷川亜華葉選手は大阪出身、東京オリンピックに出場したスイマーです。
今月下旬に、リオリンピックの選考会を控えています。

四條畷学園高校、競泳女子チーム最年少で東京オリンピックに出場すると、世界水泳でも決勝に進出、高校新記録も打ち立てた彼女ですが、ケガからの復帰で調整は予定通りではないといいます。
「去年の12月のジャパンオープンの3週間前に、壁をけったら捻挫してしまいました。
元々、足関節が強くないので負担がかかる状態の中、きつい練習をこなしてたからこそ
いつも以上に負担が 負荷がかかってて。それで多分周りの腱とかを痛めちゃったんですけど、
12月の間は本当に全然泳げなくて、1月に入ってやっと泳ぎ出せて、2月に入って本格的に強化することができたなっていう感じでした」




2度目となるオリンピックに向け、2月の取材時は長野県東御市で高地合宿、ハードな練習の中、弱音をこぼすことも。

「体がきつい状況なのに、それでも逃げずに頑張るっていうことに立ち向かい続けないといけないことに、疲れを感じちゃったのかな。
この合宿自体10日間ぐらいなんですけど、でも内容がかなりハードなので、ちょっと疲労しつつも最後の追い込みなので頑張ってきてはいる。」


それでもオリンピックに向け、立ち向かえる理由があると話します。

「東京オリンピックで結果を残せなかった分、パリでは結果を残したい、オリンピックで借りを返したいという思いは変わってはない。
みんな支えてくれてるから、私はその恩を仇で返さないように、自分なりに努力することしかできないので。
結果が良くてみんなで笑い合えたら、それはきっと努力が報われた瞬間なんだろうし、結果が出なくて、涙してくれても、それはきっと私の努力を理解してくれてるだろうし、
私が今できることは選考会でオリンピックの切符を掴むこと。
今は、ただそれに向き合い続けるしかないなとは思ってます。」



パリオリンピックへの選考会は3月19日。再び、世界へ羽ばたく姿は見られるのでしょうか。

谷川亜華葉 TANIGAWA AGEHAプロフィール

2003年6月15日生まれ 20歳
大阪府出身 イトマン所属 四条畷学園高校―近畿大学
ハマっていること:平成フラミンゴ

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