
まぶしいほどの夏空の下、球児たちの熱い夏が幕を開けた。
ボーイズリーグの夏の全国大会「エイジェックカップ第57回日本少年野球選手権大会」が8月2日(日)に開幕。山本由伸や田中将大といった、球界を代表するトッププレイヤーたちも、かつてはこのひたむきな熱気の中にいた。未来のスター候補たちが、今年も“日本一”の称号をめぐって熱い戦いを繰り広げる。
舞台となる大阪シティ信用金庫スタジアム(大阪市此花区)は、大会のスタートを後押しするかのような快晴。学生ブラスバンド(ESA音楽学院専門学校)の生演奏が球場に鳴り響く中、全国の厳しい予選を勝ち抜いた小学生の部12チーム、中学生の部48チームの選手たちが入場行進を行った。

「イチ、ニ! イチ、ニ!」 グラウンドに響き渡る全力の掛け声。一糸乱れぬ隊列を組み、胸を張って堂々と行進する球児たちの姿に、2000人を超える保護者やチーム関係者で埋め尽くされたスタンドからは、温かい拍手と熱視線が送られていた。
開会式では大冨肇会長があいさつに立ち、炎天下での戦いとなる今大会に向け、選手や関係者へ熱中症対策の徹底を呼びかけるとともに、「頑張ってください」と力強いエールで鼓舞した。そして迎えた、開会式の選手宣誓。全出場チームの選手たちが見つめる静寂の中、大役を任されたのは小学生の部・広島安佐ボーイズ主将の栗栖來大郎選手と、中学生の部・大東畷ボーイズ主将の佐藤銀河選手だ。「一試合一試合、一球一球を大切にし、最後まで諦めず、野球ができる喜びを胸に正々堂々とプレーすることを誓います」 栗栖主将は途中、言葉に詰まる場面がありながらも、一つひとつの言葉を絞り出すように最後まで誓いを立てた。その一生懸命で真っすぐな姿は、見守るスタンドの人々の胸を熱くさせた。続く佐藤主将も、「全国大会という夢の舞台に出られる喜びと誇りを胸にここまでやってきました。普段から支えてくれる家族や、監督、コーチ、大会関係者のみなさんへの感謝を忘れずに全力プレーをすることを誓います」と、こちらは中学生らしく堂々とした声で決意を響かせた。


大会は8月2日から7日までの6日間、関西一円の球場で開催される。頂点を決める決勝戦の舞台は、再びこの大阪シティ信用金庫スタジアム。小学生の部は6日、中学生の部は7日にナンバーワンが決定する。【あすリートチャンネル】では、小学生・中学生の両部門ともに熱戦の模様をライブ配信する。灼熱の太陽の下、全力で白球を追う「未来のスター候補たち」の熱い戦いを、ぜひ見届けてほしい。
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