ホ―バスJAPAN、世界へ挑む!若き戦士・シェーファーアヴィ幸樹&テーブス海~FIBA WORLD CUP 2023~
2023年02月10日 / バスケットボール
2023年02月10日 / バスケットボール
昨年末、日本代表の躍進で列島を沸かせたサッカーワールドカップ。2023年8月、今度はバスケットボールのワールドカップが、一部日本でも開催されることが決まっています。
華麗なプレーとダイナミックな動きで観客を魅了するバスケットボール。トム・ホ―バスヘッドコーチが率いる日本代表チームは、17年ぶりのワールドカップ出場。予選突破が目標です。
注目が集まる代表チームは、NBAで活躍中の八村塁(はちむらるい)選手や渡邊雄太(わたなべゆうた)選手に加え、国内Bリーグで活躍するスター選手も顔をそろえる、まさに【歴代最強メンバー】で構成、激戦に挑みます。
最強の面々がそろう中、文武両道のナイスガイ・シェーファーアヴィ幸樹(こうき)選手も代表入りを目指します。2m6㎝の恵まれたフィジカルを活かしたゴール下のポテンシャルに加え、スリーポイントシュートも狙える【日本屈指のセンタープレイヤー】として、大きな期待が寄せられています。
現在は休学中ですが、アメリカの名門・ジョージア工科大学で物理を専攻する学生でもあるアヴィ選手。卒業という目標も見据えながら、現在は100%バスケットボールに集中し、世界の舞台を目指します。
(アヴィ)「僕は神戸大学付属中学校に通っていたので、御影駅あたりはすごく懐かしいですね。三宮や梅田、西宮ガーデンズなんかは、めちゃくちゃ行っていました!」
兵庫県出身、阪神間で青春時代を過ごしたアヴィ選手。バスケットボールを始めたのは、なんと高校生の頃。
(アヴィ)「高校1年生までは、ずっとサッカーをしていました。バスケを本気でやり始めたのは、高校2年生の時でした。高校1年生の時には身長が2mくらいあったので、引っ越した先の高校のバスケ部員たちが【なんでバスケじゃないんだ】と…(笑)。(バスケ部に)勧誘されていくうちに、やり始めたら楽しくて、気づいたら本気でやっていました」
高校からバスケットボールを始め、20歳の時にBリーグでプロデビュー。破竹の勢いで日本代表入りし、東京オリンピックへの出場も経験しました。
(アヴィ)「世界のトップ選手たちと対戦して、いい経験になりました。しかし、結果は3連敗で終わりましたし、自分自身もいいパフォーマンスができたかと言われると、そうでもなかったので、悔しさもすごくありました。なので、まずは日本代表に入り、ワールドカップに出て、結果を出す。日々、がむしゃらにやっていきたいなと思います」
バスケットボールワールドカップにおいて、悲願の初勝利と予選突破が最大のミッションとされる日本代表チーム。代表争いが激しくなる中、今シーズン、大きな決断をしたのが、滋賀レイクス所属・テーブス海選手です。
かつてはアメリカの大学バスケットボールリーグで活躍していた海選手。2020年に大学を中退し、Bリーグの強豪チーム・宇都宮ブレックスに入団します。プロの道を歩み始めて2年目でBリーグ新人王を獲得、去年はチームの優勝にも貢献しました。そんな順風満帆なキャリアを歩む中、今シーズン開幕前に移籍を決断。
(テーブス海)「宇都宮で3年間を過ごして、いろんなことを学びました。ベテランの選手も多かったので、ルーキー時代と比べると、いろいろなことを吸収できたなと感じています。あれだけのベテランが揃っているチームで、バスケがやれたことに感謝しきれないほどですが、自分がステップアップするには、【学んだものを出せる環境にいたい】と思うようになりました。学んだことを周りの選手に共有する役割にチャレンジしたいという気持ちもあって、滋賀レイクスへの所属を決めました。」
テーブス海選手が担うのは、自ら積極的に得点を狙うポイントガード。自身のポジションに対しても、一入の想いがあります。
(テーブス海)「バスケットボールは他のスポーツに比べて、自己表現や創造性が出せるスポーツだと感じています。同じポジションでもプレースタイルも変わってきますし、サイズや身体能力でもプレースタイルは変わるので、本当に限界がないんです。創造性に限界がないので、楽しいスポーツだなと思います。」
そんな海選手の持ち味は、【ドライブ】と【マークを抜きさるポテンシャルの高さ】。バスケ界のレジェンド・田臥勇太(たぶせゆうた)選手も、その実力を絶賛します。
(田臥)「海選手の速さや強さは大きな持ち味だと思います。スリーポイントも積極的に打てるし、プレーの幅やオフェンス能力は、リーグトップクラスだと思います」
ワールドカップイヤーでの大きなチャレンジ。決意を新たに、新天地である滋賀レイクスから、代表の座を掴み取ります。
(テーブス海)「みんなライバルだと思っています。誰にも負けたくない。日本は、まだワールドカップで1勝を挙げられていません。ホ―バスヘッドコーチのもと、勝利を目指して頑張りたいと思います」
勝利に燃える海選手を、田臥選手も応援します。
(田臥)「海選手が覚えているかわからないけど…。彼が代表に入ってプレーしている姿を見たくて、日本代表の試合を一緒に観たオフの時に【あそこに入ってやってほしいな】と、彼に言ったことを覚えています。日本代表入りを常に意識して頑張ってほしいですね」
4年に一度の大舞台、FIBAワールドカップ。それぞれが抱く熱い想いをチカラに変えて、ふたたび、日本中を熱狂の渦へと巻き込みます!
新番組 「あすリートPlus」 は、読売テレビで毎週土曜日に放送中の「あすリート」の拡大版として、
この4月にスタートした関西のアスリートたちを紹介、追跡取材してご紹介する番組です。
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土曜放送の「あすリート」のファミリー番組として日曜放送の「あすリートPlus」をお楽しみ下さい。
(読売テレビ「あすリートPlus」2月12日放送)