【JOC中学バレー】将来のバレーボール界を担う金の卵たちを紹介！女子注目選手！

2021年12月26日 / バレーボール

2年ぶりの開催となったJOC都道府県対抗中学バレーボール大会。

昨年は新型コロナの影響で開催中止となったJOCジュニアオリンピックカップ全国都道府県対抗中学大会が2年ぶりの開催となりました。
将来日本のバレーボール界を担う中学生年代の発掘と育成を目的に設立され、各都道府県の選ばれた選手たちが一堂に会し、シーズンの集大成として頂点を争うこの大会。

この大会を経たのちに「春高バレー」で活躍する選手や、日本を代表して世界へ羽ばたく選手も数多く、将来を有望視されるバレーボーラーの祭典ともいえる大会です。今大会に出場する47都道府県・48チームの中から注目される選手をピックアップ！

長崎県選抜　吉田葵（よしだ・あおい）選手　ウイングスパイカー

身長160cmながらウイングスパイカーとして活躍を見せる吉田葵選手。
憧れの選手は全日本の小幡真子選手の名前を上げ、「中学校までスパイカーをしていたのに、今は全日本でリベロをされていて、レシーブもどんなボールも上げるっていうのもあるけど、チームへの声掛けとか背中から攻める姿とかがすごく格好いいなと思います。」とプレー以外のチームを引っ張る姿を見本としていると答えてくれました。
バレーボールの魅力について「個人競技じゃなくて集団ですることで、人として成長できるところもあるし、相手が攻めてきて何が起こるかわからないので、そういう何が来るのか？とか考えたりするのが楽しいです」と、バレーボールにぞっこんという様子でした。
将来は教員になってバレーボールを教えたいという吉田選手は「身長が低くても、どんな相手にも決められて、レシーブも落とさずに、チームのみんなから信頼してるような人になりたい。」と自身の目指すバレーボーラー像を語ってくれました。

埼玉県選抜　福村心優美（ふくむら・こゆみ）選手　レフト

身長178cmのパワフルエース！
今年の全中バレーでは、所属する越谷市立栄進中学校はベスト8に終わったものの、優勝校を最も苦しめた選手として注目されました！
憧れの選手は木村沙織さんと話す福村選手。自身の強みについて「色々なコースに打てるところで、下に叩きつけること（スパイク）や、広角のコースに打てるところが特徴的だと思っています。」そう語る福村選手の目標は、やはりあの舞台。「私は日本代表に入ることが目標です。そのためにはもっと今の自分の実力を上げていかないといけないので、この最後の中学校の大会を悔いなく終われるようにしたいです。」
真摯にインタビューに答える姿が印象的ですが、福村選手がバレー以外にハマっていることがあるといいます。「私はJPOPが好きなんですけど、最近はback numberさんの歌をよく聞きます。よく聞くのは”水平線”です。」
中学3年生、中学生活の集大成となる今大会、その姿から目が離せません。

大阪北選抜　西村美波（にしむら・みなみ）選手　レフト

今年の全中バレー優勝の金蘭会中学校のエース！
憧れの選手は東レ、石川真佑選手と話し、「（石川選手は）体の使い方が上手で、どんなトスでも最後打ち切っているのでかっこいいなと思いました。（将来の夢は）バレーボール選手です。Vリーグで活躍できる選手になりたいです。」と答えてくれた西村選手。
好きものを聞かれると「（好きな食べ物は）おにぎりで、1日に6個ぐらい食べます。好きな具は唐揚げです。」と中学生らしい素顔を覗かせてくれました。好物のおにぎりをパワーにして、最高到達点は292cmの高さから繰り出す強烈なスパイクを見せてくれることでしょう。
大会への意気込みは「今まで練習してきたことをしっかり発揮して、チーム一丸となって負けないチームをしっかり作っていきたいです！」

東京都選抜　秋本美空（あきもと・みく）選手　アタッカー／セッター

お母さんが元全日本の大友愛さんというサラブレッドの秋本美空選手。身長184㎝の母・大友愛さん譲りの長身で、現在は183㎝という秋本選手！アタッカーとセッターをこなす二刀流です！
得意なプレーはブロックで「どんなアタッカーでも必ず１本はブロックしてみたいと思ってます！」と力強いコメント。
今ハマっているものは？と聞かれ「BTSが好き。Best Of Meをよく聞きます」とはにかみながら教えてくれました。
家ではあまりバレーボールの話はしないという秋本選手ですが、「将来はお母さんみたいな選手になれるように頑張ります」と、一番身近にいて尊敬する選手像を挙げていました。
今大会に向けて、「先輩方が2連覇してくださったので、私たちも3連覇を目指して頑張ります！」と意気込みを語りました。