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曇りの天気予報から一転、刺さるような暑い日差しが降り注ぎ、35.3℃の猛暑日の中行われることとなったJFL第16節 F.C.大阪 対 ヴィアティン三重の一戦。
3連敗の後に、2試合連続の引き分けと勝利から遠ざかっているF.C.大阪は、FW横野純貴を今季リーグ戦では初めて起用。またMF江郷下奨が今季初ベンチ入りを果たすなど、メンバーを入れ替え、6試合ぶりの白星を狙います。
前半、主導権を握ったのはF.C.大阪。6分、MF齊藤隆成からのグラウンダーのクロスを受けたFW横野がボールを落とすと、走り込んできたMF吉田大河がミドルシュート。これは相手ディフェンダーの足に当たり、相手GKの手をかすめながらポストに直撃。得点こそならなかったもののF.C.大阪に流れを引き寄せるプレーが飛び出します。続く8分にはMF齊藤のシュートのこぼれ球をFW田中直基が拾ってシュート。積極的にゴールを狙っていきます。
待望の得点は10分、DF附木雄也のスローインを受けたFW横野がヘディングすると、1度は相手ディフェンダーに弾き返されるが、そのボールを横野がもう一度拾ってボレーシュート。これは相手GKに弾かれるものの、MF久保吏久斗がこぼれ球に反応し、落ち着いてゴールに流し込み、F.C.大阪が3試合連続の先制点をを奪います。
徐々に経験豊富なFW佐藤洸一を始めとする運動量のあるヴィアティン三重の攻撃陣にシュートを許すシーンが増えてきますが、GK田中大貴を中心とした守備陣の奮闘で得点を許しません。
しかし、30分、自陣でフリーキックのチャンスを与えてしまったF.C.大阪。このフリーキックを相手に頭で合わされ、同点とされてしまいます。
なんとか勝ち越したいF.C大阪は前半アディショナルタイム、相手ゴール前で粘ってボールを奪ったMF久保がドリブルで持ち込み、グラウンダーのクロスを上げる。そこにMF太田賢吾が飛び込んで追加点かと思われましたが、惜しくもボールに触れることが出来ず、1-1で前半を折り返します。
F.C.大阪はスタートから全力プレーを見せたMF齊藤、MF太田に代えてDF舘野俊輔、MF水野匠弥を投入、両翼のエンジンを積み替えて、後半に望みます。
均衡した展開となった後半はお互いチャンスを作れないまま、57分にFW横野に替えてMF大山武蔵を投入し、前線を活性化させると、71分にDF附木の直接フリーキックをDF舘野がペナルティエリア内でヘディングシュート。しかしこれは相手GKのファインセーブで得点とはなりません。73分にはFW田中直基に替えてMF木匠貴大、81分にはMF町田蘭次郎に替えてMF江郷下奨と次々に攻撃的なカードを投入し、得点への強い意気込みを見せます。
87分、相手の攻撃を守ったF.C.大阪は、MF大山からのボールをMF久保がハーフウェイラインからドリブルで一気に持ち上がり、シュートを放ちますが、これも相手GKにファインセーブされてしまいます。
逆にF.C.大阪は試合終了間際、相手にチャンスを作られるが、GK田中大貴がギリギリのところをパンチングで弾き出すなどファインセーブを連発!そしてDF陣の体を張った守備で得点を許さず、試合終了。
先制しながらも3試合連続で1-1のドローとなり、勝点1を積み上げるに留まったF.C.大阪ですが、起用された選手の頑張りから流れの中での得点が生まれるなど、徐々に光が見えて来ています。次節で前半戦が終了となるJFL。必ず勝利を掴んで後半の巻き返しに期待します!
次回のホームゲーム
7月25日(日)14時キックオフ
JFL第18節 F.C.大阪 vs 東京武蔵野ユナイテッドFC @東大阪市花園ラグビー場 第2グラウンド
あすリートチャンネルでは、F.C.大阪のホームゲーム全試合をライブ配信いたします!
塚原真也監督 試合後会見
FW9 横野純輝選手 試合後インタビュー
MF18 久保吏久斗選手 試合後インタビュー
DF32 坂本修佑選手 試合後インタビュー
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