高校サッカー 大阪大会 決勝「夢の全国の舞台へもう一度~全国屈指の激戦区・大阪を制するのは?~」
2017年11月07日 / サッカー
2017年11月07日 / サッカー
冬に行われる全国高校サッカー選手権大会。
この大会への出場権をかけ、全国屈指の激戦区、219校が参加した大阪の予選を勝ち上がってきた2校がついに激突!
1校目は、2013年、2014年と2年連続して全国大会ベスト8入りを果たし、今年3年ぶりの全国出場をめざす履正社高校。
平野直樹監督の目指す「サイドを使ってボールも動いて、人も動くサッカー」の言葉通り、大胆なサイドチェンジを交えたパスワークは今年も健在。準決勝で去年の全国ベスト4・東海大仰星をPK戦で下すなど、トーナメントを勝ち進むにつれ、勝負強さも身に着けてきた。
注目は、J1・横浜F・マリノスに内定しているFW⑪町野修斗。 184cmの身長を活かしたヘディングだけでなく、相手の背後へすばやい抜け出しから繰り出す決定力の高いシュートが持ち味の大型ストライカーだ。
その町野を起点にした多彩な攻撃と、キャプテン・DF⑤佐居隼人を中心とした安定した守備で勝ち上がってきた履正社。前回果たせなかった全国優勝へ、そのスタートラインに立つことができるか?
対するは6年ぶりの決勝戦進出となった大阪桐蔭高校。
毎年のように優勝候補に名前が上がるも、ここ数年結果が出ず苦杯をなめ続けてきた。そんな大阪桐蔭の持ち味といえば、徹底してつなぐパスサッカーであったが、今年は一転。縦へのパスが入った途端にスピードアップし、全員で攻撃を仕掛るスタイルへと変貌を遂げている。その攻撃を武器に、春には近畿大会で優勝。現在は、関西地区で最高峰のリーグ・プリンスリーグ関西でも首位を独走している。
チームの中心は、キャプテン・MF⑧西矢健人。 左足での正確な展開力が光るボランチは「守備に安定をもたらす心強い存在」と永野悦次郎監督も全幅の信頼をよせるが、準決勝では、先制となるミドルシュートをたたきこむなど攻撃力も備えている。
他にも裏への飛び出しが魅力のFW⑩今岡陽太など前線にもタレントが揃う大阪桐蔭。9年ぶりの全国の舞台へ、残すはあと1勝だ。
全国大会出場を決める、第96回全国高校サッカー選手権大阪大会
履正社高校VS大阪桐蔭高校 決勝戦は、
11月11日(土)午後3時25分から読売テレビで放送します!