今年も、年末に大阪で行われるJOCジュニアオリンピックカップ第38回全国都道府県対抗中学バレーボール大会。
将来の排球界を担う中学生年代の才能の発掘と育成を目標に設立され、各都道府県の選ばれた選手が一堂に会し、シーズンの集大成として頂点を争うこの大会。過去には「春高バレー」で活躍する選手や、日本を代表して世界へ羽ばたく将来有望な若きバレーボーラーが数多く参加していた“登竜門”の大会です。
そんな今年の大会に出場する47都道府県・48チームの中から注目選手をピックアップ!
大阪北選抜 吉田 和桜(よしだ・かずさ)選手 3年 セッター
連覇を目指す大阪北代表をキャプテンとしてチームを引っ張るのは、金蘭会中学校所属の吉田和桜選手。
今大会の開会式で行われる選手宣誓という大役を任されています。「言葉が詰まっちゃったり、早口にならないように気を付けたいです」と少し緊張気味。連覇への挑戦権を持っているのは大阪北のみ!
「チーム全員、どのチームにも負けないくらい、全員が協力して練習してきたので、去年に続いて日本一になりたい!」と言葉に力を込めました。
大阪北選抜 ドング 礼楽(どんぐ・れいら)選手 3年 ウィング
連覇を目指す大阪北からもう一人、エースとして期待されるのが、8月に行われた全国大会で金蘭会中学の5連覇に貢献したドング礼楽選手。
最高到達点299センチという高さから力強いスパイクを決め、チームの勝利に貢献します。
そんなドング選手の好きな食べ物は「トマト」と教えてくれました。試合前にイメージトレーニングで試合のスイッチを入れます。
「この大会を優勝して『チームにいてくれてよかった』と言ってもらえる選手になりたい」と話しました。
長崎県選抜 岡 紗津貴(おか・さつき)選手 3年ミドルブロッカー
8月の全中では、所属する諫早中学校で決勝まで進出するも、惜しくも敗れて2位となってしまった長崎代表の岡紗津貴選手。
今大会にかける思いはとても強いものがあります。主にレフトから力強いスパイクでチームの得点源となっている岡選手。
試合前のルーティンでは、必ず“深呼吸”を行うといいます。これをすることでリラックスして試合に臨めるそう。
「全中で負けて悔しい思いをした。リベンジをして次は日本一を取りたい」と力強く意気込みました。
東京都選抜 大雲 舞子(おおくも・まいこ)選手 3年 ミドルブロッカー
今大会で最も身長の高い選手が東京代表の大雲舞子選手。
その高さは、日本代表の平均身長175㎝を大きく超える183センチ!身長を伸ばす秘密は、「よく寝ること!」と教えてくれました。
大雲選手の武器は、その高さから放たれる強烈なスパイク。レフト・センター・ライトとどこからでも相手コートに強烈なスパイクを打ち込むことができます。
オフの日にはカラオケに行くという大雲選手。盛り上げ隊長でもあります。
今大会の目標は、もちろん「いままで日本一を目標にやってきたから、日本一になりたいです」と意気込みました。
東京都選抜 小林 天音(こばやし・あまね)選手 3年 セッター
こちらも、東京代表のセッター小林天音選手。177センチという恵まれた高身長のセッターです。
自身の強みは、自分の高さを生かしたトスと、ツーアタック。緩急自在の高身長セッターが日本一を目指します。
大阪で行われる今大会にむけて聞かれると、「大阪でたこ焼きが食べたい」と中学生らしい笑顔で答えてくれました。
生まれ変わってもバレーボールが大好きという小林選手、「優勝します!」と力強く語りました。
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