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第40回全日本大学女子駅伝対校選手権大会に、今年もシード権を持って挑む大阪学院大学。チームの柱となるのは主将の野崎光(のざき・ひかる)(経済学部4年)だ。
野崎は1年生からメンバーに選出され4区(4.8キロ)で区間2位、2年生では最長となる5区(9.2キロ)のエース区間を任され、連続シード獲得に貢献した。しかし、順風満帆だった野崎の競技生活にとって昨年は辛い1年になった。長期にわたる怪我をしたことがなかったが野崎だが、4月(左仙骨)、9月(右第二中足骨)と疲労骨折が続く。練習や生活に対して前向きに取り組めない時期もあったが、その気持ちを支えてくれたのは、周囲や遠く離れた地元(宮崎)からの励まし。多くの人が自分を心配し、走る姿を楽しみにしているという声も届いた。その声に「もっとがんばって元気に走る姿を見せる」と復調への原動力にし、現在は、実業団で活躍したいと明確な目標を持てるようになるまで回復した。
チームの状況は、成都FISUワールドユニバーシティゲームズ(大会は延期)のハーフマラソン代表に選出された永長里緒(経済学部2年)をはじめとした低学年の選手がチームを底上げしており、卒業生でシドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子・同大学特任教授も、ここ1~2年がとても楽しみと期待を寄せる。
野崎も選手として最後の杜の都でのレースを心待ちにしており、大会出場29回目で初の優勝をめざす。
【文責 大阪学院大学 広報課 佐藤克行】
野崎光(のざき・ひかる)プロフィール
2000年7月16日生まれ
宮崎県都城市出身
経済学部経済学科4年
宮崎日大高卒
【過去の成績】
1500m 4分32秒89
3000m 9分33秒33
5000m 16分00秒30
10000m 34分02秒59
ハーフマラソン 1時間18分35秒
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