【カヌー/スプリント】#2 妹の帆夏(比叡山高校)18歳がシニアデビュー! 琵琶湖のカヌー兄妹・環太&帆夏 日本選手権で躍動!
2020年09月19日 / カヌー
2020年09月19日 / カヌー
日本カヌースプリント選手権大会
9月8日~9月13日 / 石川県小松市・木場潟カヌー競技場
妹・帆夏のレースとインタビュー動画です。
兄・環太の記事はこちら ➡ 【カヌー/スプリント】#1 兄の環太(立命館大学/20歳)が1000m決勝 銅メダル獲得!
カヌースプリントの日本選手権が石川県小松市の木場潟カヌー競技場で開催、来年度の海外派遣選考を兼ねた重要な大会です。
コロナ禍で試合が中止となる中、今年最初のレースとなる選手も多く、東京オリンピック代表など有力選手がこぞって参戦。
8月22日にあすリートで放送した琵琶湖のカヌー兄妹、遠藤環太と帆夏が出場しました。
【カヌー/スプリント】世界に挑むカヌーの遠藤兄妹 環太と帆夏 それぞれの2020夏
環太選手の妹・帆夏選手(18/オーパルカヌーチーム)はこれがシニア大会のデビュー戦。
この大会に向け苦手にしているスタートを見直し、鍛えてきました。まずエントリーしたのは女子カヤック500m。
予選を突破し迎えた準決勝、2位以内が決勝進出となります。鍛えてきたスタートが決まり飛び出した帆夏選手(7レーン)粘り強く先頭をキープします。
しかし、残り100mでシニア勢が一気に仕掛け抜き去られた帆夏選手。必死に食らいつきますが力及ばず無念の5位。ほろ苦いシニアデビューとなりました。
500mで涙を呑んだ帆夏選手ですがただでは終わりません。
大会最終日に女子カヤック200mペアに同級生の今西愛依選手と出場。
スタートから一度も首位を譲らなかった女子高生ペア、シニア大会初出場ながら見事優勝を果たしました。
悔し涙も流した帆夏選手ですが来シーズンからの本格的なシニア参戦へ向け、手応えと課題を得た充実の大会となりました。
ーシングル500m決勝のレースを振り返って?
帆夏:今まではスタートで出遅れることが結構多かったんですけど、それがこの冬に自分的に結構成長した部分であって、スタートで出遅れることはなかったんですけど、そこからの伸びがシニアの選手は全然違うなと思いました。
ー戦略的にはどういうレース運びを考えていた?
帆夏:自分の中ではスタートはしっかり出て、後半しっかり上げられるようにって思ってたんですけど、自分が思ってたよりスタートで体力を使ってしまったなっていう印象でした。
ー手応えも掴んだ?
帆夏:そうですね、課題は見つかったかなと思います。
ー兄のレースを見て感じたことは?
帆夏:言っちゃ悪いですけど、兄が決勝で3番とれるくらい速くなってるとは思ってなかったんですけど、見ていて感動するくらいのレースだったんで、自分も頑張らないといけないなと思いました。
ーちょっぴり悔しい?
帆夏:そう(笑)
ー兄妹ミーティングは?
帆夏:兄妹ミーティングと言うよりは試合の動画を見てダメ出しをめちゃくちゃされました。漕いだ分しか進んでない、伸びが全然ないという話をされて、全然ダメやって言われました。
優勝 遠藤帆夏・今西愛依(47秒343) オーパルカヌーチーム
2位 中前いつき・菊池夏生(48秒699) 大正大学カヌー部/東京女子体育大学カヌー部
3位 高野真緒・溝口朋美(49秒100) 鹿屋体育大学カヌー部
女子カヤック シングル 500m 16位
女子カヤック ペア 200m 優勝
取材:青木芳人(読売テレビ)