【ガンバ大阪】 遠藤保仁 ロングインタビュー vol.3

日時:3月27日
場所:パナソニックスタジアム 吹田


J1史上最多タイの631試合出場を達成した〝鉄人″遠藤保仁選手(40)に、クラブがオフに入る直前に単独インタビューを行いました。
その模様を三部構成でお届けします。

Jリーグ中断、そしてオリンピック延期

Q,コロナ禍による中断期間をどう捉えていますか?

遠藤:できればね、一人でも多くの方が健康でいて欲しいって、それだけです。チームだったり個人だったりは休みも入りながらになりますし、中断期間も延びていますので簡単なことではないと思いますけど、日々のトレーニングをしっかりとこなすという事だけを意識してやっています

Q,こういう形でリーグが中断するのは初めてですがメンタル的には?

遠藤:気にしても、ストレス溜まるだけなので、健康で体動かせることで十分だと思うので再開が正式に決まった日に向けてトレーニングしたいなと思います。

Q,この中断期間をどう乗り切る

遠藤:実際、試合して結果でしか判断できないと思うので、これだけ長い間期間が空くと、シーズン最初のフレッシュな気持ちで再開を迎えないといけないとは思うので、メンタルの部分が非常に重要になってくるかなと思っています。

Q,オリンピックも延期ですが?

遠藤:しょうがないというかね、オリンピックが安全に開催されないといけないというのを考えたら延びるのは当然のことだと思いますし、世界を見渡してもオリンピックに出られる権利を持っている人の方が少ないと思うので、そんな中で今、色んなスポーツができない状況にあるということを考えたら、延びるのも当然のことかなと思っています。

Q,遠藤選手にとってオリンピックとは

遠藤:僕はね、オリンピックに出られるチャンスがありながら出られてないですし、個人としたら出たい大会の一つですし、世界のことを考えたらまず平和のシンボルの大会だと思うので、世界中のアスリートが参加したい大会なんじゃないかなと思います

※遠藤は2008年北京オリンピックでオーバーエイジ枠での選出が確実だったが、体調不良で辞退した

Q,遠藤選手から見て今のオリンピック世代は?

遠藤:全部の試合をちゃんと見たわけではないですけど、能力ある選手はたくさんいますし、僕らの頃と時代も違うので、一概に比較はできないですけど、海外でたくさん活躍している選手もいますし、本当に期待できる世代なんじゃないかと思っています。

Q,ガンバ出身で期待できる選手は?

遠藤:もちろん一緒にやっていた選手たちは堂安律もそうですし、食野亮太郎も、谷晃生、中村敬斗も可能性ありますし、今ガンバにいる選手も能力は高いので、その能力を発揮したら間違いなく中心になってもらいたいというか、ならないといけない選手たちなので非常に期待していますし、東京で(オリンピックが)あるというのは彼らにとっても大きなアドバンテージになると思うので頑張って欲しいなと思います。

将来もサッカー界で生きていく

Q,引退後指導者に興味は?

遠藤:指導というのはかなり難しいことだと思いますけど、サッカー以外やれることないので、どうなるか分からないですけど、まぁそっちの道というか、監督なりコーチなりになっていくんじゃないかと漠然とは思っていますけど、自分は何歳で辞めるとか今のところプランなにもないので、辞めた時に考えたいとは思っています。

Q、遠藤選手にしか教えられないこともある?

遠藤:人それぞれ個性ありますし、サッカーの見方も違うので、自分の経験とかサッカー観は何かしら皆と違うことがあると思うので、それが正解かどうか分からないですけど今の若い選手たちに指導する日が来るかもしれないので(笑)楽しみにはしています。

Q,今後の夢は…

遠藤:毎日が楽しくサッカーをできる生活ができたら良いなと思っていますし、そこに試合が入ったり、休みがあったりという生活をもう20年以上やってきているので、それを今年も続けたいなって思いますし、多くの試合で勝ちたいとも思うので、今後どうなるか分からないですけど、1日1日を楽しく生きられたら、それで十分かなと思っています。

夢は史上初の親子Jリーガー

Q,サッカーをしている長男と親子Jリーガーになるかも?

遠藤:僕が早く辞めるか息子が頑張ってプロになるかっていう大きな2つの問題があるので、「一つの夢」というか、誰も成し遂げてないようなことが出来たら嬉しいとは思いますけど、こればっかりは分からないですし、息子は息子で頑張って欲しいと思いますし、僕自身も何歳までやるか分からないですけど、残りのサッカー人生を楽しみたいと思います。(息子は)中3になるので。まぁ楽しくサッカーしてれば良いかと思いますけど。

Q,今後の目標を色紙に書いてください

遠藤:(色紙を見せて)「楽しむ」でございます。これまでも楽しくサッカーしてきたんで、サッカーが一番好きですしね、何歳になろうがサッカーを楽しんで勝負にこだわりながらやっていきたいなと思います。