東北・宮城に乗り込んだ5位F.C.大阪は、勝点2差に迫るソニー仙台と対戦しました。
28.8℃と気温が上がる中で行われたこの試合、F.C.大阪は9日に行われた天皇杯2回戦の湘南ベルマーレ戦で健闘したときと同じスタメンで挑みます。
前半から試合を優位に進めるF.C.大阪。5分にはFW田中直基がヘディングシュートを放ちますが、威力の強いシュートにならず相手GKがキャッチされてしまいます。試合のペースを握るF.C.大阪は、12分にDF舘野俊祐、19分にFW田中直基、20分にはFW後藤準弥がシュートを放つものの枠を捉えきれず。22分にはFW田中直基がドリブルで持ち込んでシュートを放つものの、相手GKのファインセーブに阻まれ、またしても先制点とはなりません。
前半の飲水タイム明けの28分、ソニー仙台 MF吉森恭平に左サイドからペナルティーエリア内へ縦パスを入れられると、これをフリーで受けたFW鈴木啓太郎に前半唯一となるシュートを決められ、先制を許してしまいます。
前半のうちに追いつきたいF.C.大阪は、34分にMF大山武蔵のスルーパスに反応した田中直基が裏に抜け出しシュートを放つも枠を捉えることができず。前半7本のシュートを放つが枠を捉えるシュートが少なく、相手にリードを許したまま前半を折り返しあます。
F.C.大阪はハーフタイムでDF美馬和也、FW後藤準弥に替えて、MF水野匠弥、FW川西誠を投入し、攻撃の強度を強めます。しかしソニーも修正を図り、お互いなかなかシュートまで持ち込めない展開となります。
なかなか同点に追いつけないF.C.大阪は51分、GK田中大貴が前に上がっていたタイミングで、ソニー仙台 MF佐藤碧にロングシュートを狙われ追加点を許してしまいます。
なんとか1点を返したいF.C.大阪は、66分にMF町田蘭次郎、MF澁谷雅也、73分にMF木匠貴大と交代のカードを切り、相手ゴールに迫りますが決定機を作り出すことができません。
82分にMF久保吏久斗が相手ゴール前で粘って奪い返したボールのこぼれ球をMF澁谷雅也がシュートを放ちますが、これも相手GKのファインセーブで得点とならず。
結局試合は2-0で終了。F.C.大阪はこれでリーグ戦3連敗となり6位に転落。この試合も相手よりシュートを放ってはいるものの、天皇杯を含め4試合連続で無得点と決定力不足がに陥っている深刻な状況。
次節から奈良、枚方と関西のライバルとの対戦が続くリーグ戦。なんとかこの状況を打破して、再び昇格圏内へと順位を浮上させることを期待しましょう。
次回のF.C.大阪ホームゲーム
6月27日(日)13時キックオフ
JFL第14節 F.C.大阪 vs 奈良クラブ @東大阪市花園ラグビー場 第2グラウンド
あすリートチャンネルでは、F.C.大阪のホームゲーム全試合をライブ配信いたします!
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