9月28日、2022年のJ3ライセンスの交付を受けたF.C.大阪。悲願のJ3昇格を達成するためには順位を4位以内とし、百年構想クラブの上位2チームに入らなければなりません。
8月28日に開催が予定されていたアウェイでの第20節MIOびわこ滋賀との一戦は、新型コロナウイルス感染症の影響で開催が延期。1ヶ月遅れでの開催となったこの試合は、気温も27℃とすっかり秋といった気候で行われました。
F.C.大阪は、前節に勝利をあげた前節と同じメンバーをスタートに起用。またベンチにはFWルイス・フェルナンドが入りました。
前半からボールを保持して攻める展開としたF.C.大阪はですが、相手ゴール前までは持ち込むもののなかなかシュートを打つ形を作ることができません。すると15分、MIOびわこ滋賀のコーナーキックからMF高畠淳也にミドルシュートを決められ、先制を許します。同点に追いつくべくF.C.大阪は攻撃を仕掛け、圧倒的な攻撃で滋賀を自陣に押し込みますが、ゴール前をしっかりと守られてチャンスに結びつけることができず。前半はリードを許したまま試合を折り返します。
塚原監督はハーフタイムでMF大山武蔵、FW田中直基に替えてDF坂本修佑、MF水野匠弥を投入して攻撃の質を高めます。
しかし50分、滋賀のMF國領一平にミドルシュートを打たれると、GK田中大貴が一度はキャッチするもののボールをこぼしてしまい、それを滋賀FW山内達朗に押し込まれ、追加点を許してしまいます。
58分、相手に徹底マークにあっていたFWエジウソンに替えMF和田幸之佑、64分にはDF前田悠斗、MF後藤準弥に替えてMF町田蘭次郎、FWルイス・フェルナンドを投入して、攻撃に厚みを持たせると、66分、MF和田からのロングボールに反応したFWルイスが相手ディフェンダーと競り合いながらボールをキープ。そこからドリブルで持ち込みシュート。これは相手GKに当たってしまいますが、再度押し込んで得点。1点差に詰め寄ります。
ここから怒涛の攻撃を見せるF.C.大阪。DF坂本、FWルイスのツインタワーにボールを集め、滋賀ゴールを脅かします。しかしシュートが枠を捉えることができません。
90分、前掛かりになったF.C.大阪は、相手ゴール前でパスをクリアされて相手にカウンターを浴びてしまうと、滋賀FW小口大司にドリブルで持ち込まれ失点。最後まで攻め込み、相手シュート数を上回るシュートを放ったものの、3-1で試合終了。
勝利していればJ3昇格圏内の4位まで大きく差を詰めることができたとあって、悔いの残る1敗となってしまいました。
次回のホームゲーム
10月10日(日) 13:00キックオフ
F.C.大阪 vs ソニー仙台FC @東大阪市花園ラグビー場 第2グラウンド
あすリートチャンネルでは、F.C.大阪のホームゲーム全試合をライブ配信いたします!
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