静岡県選抜・男子、4年連続決勝トーナメント進出…全国都道府県対抗中学バレー

◆第32回全国都道府県対抗中学バレーボール大会▽男子予選リーグ2組(26日・丸善インテックアリーナほか)

 予選リーグが行われ、男子静岡県選抜が4年連続、女子は2年連続で決勝トーナメント(T)に進んだ。男子は初戦で和歌山に1―2で敗れたが、第2戦で主将の前嶋悠仁(袋井3年)が20得点の活躍で石川にストレート勝ち。女子も1勝1敗だった。27日の決勝T1回戦で男子は熊本、女子は山口と戦う。

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 第1試合の黒星から2時間10分。男子静岡県選抜は完全に立ち直っていた。レフトの前嶋が、石川のコートへ次々と強烈なスパイクを突き刺していく。第1セット25点のうち、主将の右腕が13点をたたき出した。

 和歌山との初戦は緊張があった。いつも練習している中学の体育館とは違い、「天井が高くてスパイクが合わなかった」とライト赤堀和真(湖東3年)。会場の雰囲気にのまれ、相手の左利きエースへの対応も遅れた。第2セットは取ったが、最終セットはジュースの末に落とした。

 だが堅さの取れた石川戦は全員が伸び伸びとプレーした。前嶋がマークされて3―7と先行された第2セットも、赤堀が正確なサーブで崩して逆転。13―9とリードした中盤には、長谷川愛斗(袋井3年)がジャンプフローターサーブでエースを奪うなど、一気に突き放す。「小学校時代から得意なんです。明日もサーブで貢献したい」と長谷川は胸を張った。

 第2セットでも7点を奪い、頼れる主将は石川戦で計20得点。「でもまだ本調子じゃないです」と前嶋は決勝トーナメントを見据えた。試合後は全員で熊本の試合をチェック。チーム一丸で上を目指す。(里見 祐司)

(写真)和歌山戦でスパイクを打ちまくる男子県選抜の前嶋主将