<小学生ラグビー ヒーローズカップ決勝大会>頂点へ一歩近づいたチームは…

2018年02月24日 / ラグビー

 ラグビーに励む小学生にとって集大成の大会ともいえる「ヒーローズカップ」。
10回目の開催となった今年は、大阪・キンチョウスタジアムで決勝大会1日目が行われた。全国各地域の予選大会を突破した16チームがぶつかり、フィールド上で熱い戦いを繰り広げ、ブロック戦を勝ち抜いた4チームは、明日に行われる決勝トーナメントを戦う予定だ。

 Aブロックは、ブレイブルーパス府中ジュニアラグビークラブ(東京)が決勝トーナメントへの切符をつかんだ。
第1、第2センターの両ポジションを守るのは女子選手である。大柄な男子選手に負けない突破力で攻撃の起点となり、グラウンドを広く使いながら果敢に攻めていた。

【ブレイブルーパス府中ジュニアラグビークラブ 野口明彩陽キャプテン インタビュー】



 Bブロックでは、みなとラグビースクール(大阪)がトライを量産し、2勝した。
相手を突き刺すような鋭いディフェンスと、全員で繋ごうとする前向きな気持ちがよく表れるオフェンスを展開した。選手たち自身が主体となって支持を出し合い、関西大会から試合を追うごとに成長する姿を見せている。

【みなとラグビークラブ 為房幸之介キャプテン インタビュー】



 Cブロックを制したのは、選手数No.1の世田谷区ラグビースクール(東京)。
100人近くいるメンバーがフィールド内外から声を張り上げ、勢いに乗っていた。同じ東京勢対決となった練馬ラグビースクール戦は、かなりの接戦だったが、チーム持ち前の元気と明るさが勝利を呼び込んだ。

【世田谷区ラグビースクール 吉田晃己キャプテン インタビュー】



 Dブロックは、吹田ラグビースクール(大阪)が2試合で80トライと、決勝大会出場チームで最多のトライ数を誇り、決勝トーナメントへ駒を進めた。
選手それぞれが周りをよく見ており、疲れが出やすい後半も最後までお互いをカバーし合うチームプレーを見せた。何の因果か今大会3回も大阪勢と戦った吹田ラグビースクールは、地元に優勝カップを取り戻したいと意気込んでいる。

【吹田ラグビースクール 隅田誠太郎キャプテン インタビュー】



決勝大会2日目(25日)は9時30分から全試合「アスチャンTV」でライブ配信!
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取材:rtv森本まりな

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