JFL開幕戦で3-1の逆転勝利を収めたFC大阪。第2節は曇りがちでやや肌寒い天候となった武蔵野陸上競技場に乗り込み、アウェイで東京武蔵野ユナイテッドFCとの試合に挑みます。
開幕戦スタメンのMF澁谷雅也に変わり、前節初出場、初得点を記録したルーキーMF上月翔聖がスタメンに名を連ね、またMFウ・サンホが加入後初のベンチ入りで試合に臨みます。
前半、FC大阪は前線への速い攻撃で主導権を握りますが、徐々に相手にボールを繋がれ、押し込まれる展開。15分には、右サイドからクロスをあげられると、武蔵野・MF石原幸治に頭で決められ、前節同様に先制を許してしまいます。
前半のうちに同点に追いつきたいFC大阪ですが、自分達の形で攻撃を仕掛けることができません。前半終了間際に攻撃の形が作れてくるものの、決定的なシュートを放つことはできず、前半は1-0とリードを許して折り返します。
このハーフタイムで動いた塚原監督は、DF齊藤隆成、MF西矢健人、FW木匠貴大に替えて、DF舘野俊祐、MF日髙慶太、MFウ・サンホの3枚替えで体制を整えて後半に臨みます。
50分、右サイドを抜けたMF久保吏久斗のクロスに合わせたFWルイス・フェルナンドの豪快なのオーバーヘッドキックのシュートが相手ゴールに突き刺さり、同点に追いつきます。
このゴールを皮切りに、相手陣内へ攻め込むFC大阪でしたが、ゴールネットを揺らすにはあと一歩及びません。逆に飲水タイム明けとなった71分、相手選手にドリブルでペナルティエリアに侵入されると、止めに行ったところでファウルの判定を受け、相手にPKを与えてしまいます。このPKを武蔵野・FW澤野康介に決められ、勝ち越しを許すと、82分にはさらに追加点を許し、3−1と差を広げられてしまいます。
なんとか差を詰めたいFC大阪でしたが、終盤は相手の勢いに押され攻撃の形を作り出すことができず、そのまま試合終了。今季初黒星となりましたが、前節に続き、一度は同点に追いつくなど、勝利への執念を見せたFC大阪。来週のホームゲームではまずは先制点を目指し、勝利をあげて、今日の負けを吹き飛ばしたいところだ。
次回のホームゲーム
2022年3月26日(土)13:00KO 服部緑地陸上競技場
FC大阪 vs ホンダロックSC
あすリートチャンネルは、FC大阪のリーグ戦ホームゲームを全試合配信します。
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