気温33℃を超えるアウェイ高知・春野で行われたサマーブレイク明け最初の一戦。 FC大阪は4連勝を賭け、同じくJ3入りを目指す高知ユナイテッドSCと対戦。FC大阪はDF舘野俊祐がスタメンに復帰、またFW福元友は哉移籍後初スタメンとなった。

前半、試合のペースを握ったのはFC大阪。相手陣内でボール保持する時間が増えると26分、FC大阪は直接フリーキックのチャンスを得る。このDF舘野のフリーキックをDF坂本が頭で合わせて先制に成功する。
しかし33分、FC大阪は自陣ゴール前で相手にフリーキックを与えると、素早いリスタートでボールを繋がれ、最後は高知のFW西村勇太に決められ、同点。前半は1-1のままで試合を折り返す。

後半開始からMF西矢健人に替えてMF町田蘭次郎を投入。開始直後からFC大阪がペースを再び握り、しチャンスを作り出す。
決定的なチャンスは57分、GK永井建成からのロングパスを受けたMF宇高魁人がドリブルでゴール前に切れ込み、チャンスを演出すると、MF町田のヘディングシュートは相手GKがファインセーブに遭う。続いてFW福元のシュートは相手DFに当たり、最後はMF宇高が放ったシュートも相手DFに間一髪セーブされて得点ならず。その後、58分にFW今村優介、65分にMF清本拓己、FW田中直基、76分にFWエフライン・リンタロウを投入し、勝ち越しを狙うが、なかなか得点に結びつかない。

　このまま引き分けかと思われた89分、DF舘野のロングスローをFWエフライン・リンタロウが相手DFと競り合いながらも頭でつなぎ、最後はFW田中直基が反転シュート。これが相手ゴールに吸い込まれ勝ち越し点を決める。残るアディショナルタイム5分間をしっかりと守りきり試合終了。サマーブレイク明けの重要な一戦を劇的な勝ち越しで4連勝を決め、再び暫定首位に立った。

　次節は再びアウェイとなるが、勝点1差で3位につける奈良クラブとの対戦。関西リーグからJFLに一緒に参入し、同じくJ3昇格を目指すライバルチームだけに負けられない一戦となる！

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2022年9月11日（日）14:00KO　会場：東大阪市花園ラグビー場 第2グラウンド
FC大阪 vs FC神楽しまね

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